茶臼岳山頂から牛ヶ首、無限地獄へ――紅葉の那須岳 その三 | 楽土慢遊

茶臼岳山頂から牛ヶ首、無限地獄へ――紅葉の那須岳 その三

無限地獄
所在地:
栃木県那須郡那須町、那須塩原市、福島県西白河郡西郷村
交 通:
R東北本線・黒磯駅→路線バス山麓駅行きにて60分、終点下車/那須塩原駅→路線バス山麓駅行きにて70分、終点下車

2009年9月21日(月):晴れ:茶臼岳山頂→ロープウェイ山頂駅分岐→鉢巻き道→牛ヶ首→無限地獄→峰の茶屋跡避難小屋

シェラデザインズ特集 アウトドア&スポーツ ナチュラム

■(紅葉の那須岳 その二からのつづき)茶臼岳山頂から今度はロープウェイ山頂駅方向に下っていき、駅手前の分岐から牛ヶ首方向に進み、噴煙がたちこめる無限地獄を通り過ぎて再び峰の茶屋跡避難小屋へと戻る。

彼方まで広がる雲海を眺めながら、火口を一周する道を進んでいく。

峰の茶屋跡方向との分岐から山頂駅方向の道に入ると傾斜がきつくなる。

巨岩だらけの八間石。巨岩の脇を通ったり、乗り越えたりしながら進む。

巨岩帯が終わると今度は砂礫の斜面。同じロープウェイに乗ってきた人たちだろうか、集団が斜面を登ってくる。砂礫はけっこう歩きにくく、すでに苦しそうな表情をしている人もいる。

山頂駅からやって来る人たちは、ほとんど山頂に向かう。山頂駅と牛ヶ首の分岐を牛ヶ首方向に進むと人の数がめっきり少なくなる。時間もちょうど昼時になったのでここらで昼食にする。

我が家ではおにぎりとから揚げ、ポテトがかなり定番になっているが、本日は珍しくカレーうどんにしてみた。レトルトだがこれも悪くない。食後に熱々の紅茶を飲む。これから向かう牛ヶ首の下の方の鮮やかに色づいた斜面を眺めながらのお茶は格別。やはり山頂よりもこちらの方が落ち着ける。

腹ごしらえを終え、牛ヶ首に向かって出発。道の先は噴煙のせいか、ちょっと霞んでいるようにも見える。

茶臼岳の火口周辺は紅葉とは無縁だったが、この道は山側も谷側もきれいに色づいている。

そして、谷側の景色を眺めているときに、今回の計画で最初に登りのコースの候補にしていた古い登山道のことを思い出した。那須湯本温泉からそのコースを登ってくると、ちょうどこの谷側に出て、牛ヶ首の手前でこの道に合流する。冒頭の地図で、牛ヶ首の手前から南に延びている点線がそのコースだ。

茶臼岳の山頂から下るときに、南月山の方向を見ていて目を奪われたのが、雪崩のように迫ってくる雲海。一瞬のことかと思っていたら牛ヶ首に向かう道に入ってからもまだつづいていた。ゆっくりとだが前進はしていて、南月山はもう飲み込まれていた。

日の出平、姥ヶ平、そして峰の茶屋跡方向への道が交差する牛ヶ首の分岐に到着。この時期の紅葉を満喫するのであれば、日の出平や姥ヶ平が名所になっているのでそちらに進みたい気もしたが、なんせこれからもうひと山登るので、寄り道せずに峰の茶屋跡方向の道を進む。

するとすぐに最初の噴気孔が現われる。そこからのぼった噴煙があたりに広がっていく。これまではっきり見えていた茶臼岳の上部が霞みだす。

色の薄い砂礫の部分はかつて溶岩が流れたあとなのだろうか。あるいは単なる雨水の通り道なのか。

無限地獄の噴気孔にさしかかる。盛んに噴煙をあげている。さきほどの噴気孔とは違い、あっという間に視界が閉ざされる。

地図にも「噴煙地帯では長居は避けたい」と書かれているので、そそくさと進む。少し離れたところから無限地獄を振り返ってみるとやはりかなり迫力がある。

噴気孔からけっこう離れても噴煙はなかなか消えない。

かつて溶岩が流れたのではないかと想像させるような谷の風景。

峰の茶屋跡まであとわずかというところにも噴気孔がある。こちらの噴煙はそれほどでもなく、しかも道のすぐそばにあるので、よく見える。

牛ヶ首や無限地獄では噴気孔とその周囲はほとんどモノトーンの世界に見えたが、実はそれぞれに独特の色合いがあるのかもしれない。目の前の噴気孔はみんな微妙に色合いが違う。

14:00前に峰の茶屋跡に戻ってきた。上空に漂っているのは、さきほど雪崩のように押し寄せてきていた雲海なのか、それともいま通り抜けてきた噴気孔からたちのぼった噴煙なのか定かではないが、同じ場所でも午前中とはだいぶ印象が違う。ということで、今度は休憩もとらずに朝日岳に向かうことに。

紅葉の那須岳 その四につづく)

関連する記事


このエントリーをはてなブックマークに追加
License

© Copyright 2002-2017 楽土慢遊 All Rights Reserved.